楽器の選び方 |
楽器の選び方楽器の選び方(良い楽器の条件) 楽器の選び方1楽器の選び方2最近では、当店へのお問い合わせをいただくお客様も数多くなり、 あまり詳しい知識をお持ちでない方からのご質問も数多くいただくようになりました。 そこで、楽器についての正しい知識とご購入の際の機種選びのポイントを、 各楽器別に出来るだけ分かりやすくご説明しようと思います。 まず各楽器の選び方をご説明する前に、 全ての楽器選びについての前提条件となるどんな楽器がよい楽器と言えるかについて、 初めにお知らせしておきたいと思います。 もちろんお値段の高い楽器ほど、良い楽器である傾向がありますが、 問題は良い楽器・悪い楽器の差は一体何なのかという点です。 まず1つ目は、もちろん音の良さです。 より具体的には演奏者がその空気の振動を全身で感じられるものです。 この点、楽器に用いられている素材・作りが大きな要素となります。 2つ目は、楽器の操作性です。 より具体的には、演奏者の体の一部の様に応えてくれる楽器です。 この点、楽器の作り・調整のレベルが大きな要素となります。 3つ目は、品質の安定度(耐久性)です。 より具体的には、環境による変化・経年劣化などの少ない耐久性のある楽器です。 この点、楽器の作り・お客様に届くまでの楽器流通が大きな要素となります。
以上の説明からお分かりのように、楽器の作りというのは全ての面において非常に重要で、 これについては各メーカーとも日夜よい楽器を作るため研究に励んでいるのですが、 楽器が他の一般的な工業製品と違うところは、 製品仕様でスペックを上げればそれだけで目的を達成出来ないという点です。 例えば、自動車の場合、エンジンの性能や燃費などのスペックが向上すれば、 必ず良い結果を生みますが、楽器の場合その明確な答えは明らかではありません。 そこで、従来の商品をお使いいただいている演奏者の方からのご意見をお聞きして、 いろいろな試みを行い次の製作に活かして行くという形になります。 従いまして、楽器メーカーのその真価が問われるところは、 楽器作り(音作り)のコンセプトがお使いになる現代のお客様の心を捉えられるか、 すなわち今までの楽器作りの歴史・経験(試行錯誤と言い換えてもよいかと思います) を十分に活用しながら、常によりよい方向に改良していこうという点に尽きますので、 その楽器の中に流れている長い歴史・経験を奏でる音の中に感じていただけると、 もっと愛着のあるものになっていくのではないかと思います。
これと同時に当店が楽器専門店として行うサービスについても、 当店が長い間お客様とのふれあいの中で培ってきた経験をふまえながら、 現代のお客様のニーズに合ったより利便性の高いサービスに進化させる姿勢を、 私や父(社長の孝充です)は、曾祖父・祖父からしっかり受け継いでおりますので、 きっと世界の名器である楽器に初めて巡り会えたときの何とも言えない感動と同様の、 感動と驚きを当店のサービスの中に感じていただけるのではないかと思います。 それでは、ちょっと長くなってしまいましたが、 各楽器についてのメーカー・機種比較を始めたいと思います。 鍵盤楽器 グランドピアノの選び方 木管楽器 フルートの選び方 金管楽器 トランペット(コルネット)の選び方 トロンボーン ホルン マーチングブラス 弦楽器 バイオリン チェロ |
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